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貿易事務 英語を活かせる仕事を紹介

貿易事務

貿易事務は、総合商社や貿易会社、海運会社や航空会社などの貿易を扱う部署で、貿易業務の事務全般を担当する仕事です。

貿易事務の仕事内容

貿易事務は、海外との取引を行う商社やメーカーといった企業や公的機関で、商品の輸出入に関する書類作成、データ入力など、貿易業務の事務全般を行う仕事です。

貿易事務は輸出業務と輸入業務に大きく分けられます。輸出通関手配や通関書類の作成、運送手段の確保が輸出業務であり、輸入通関手配、関税などの税金納付処理、納入された商品の保管状況管理などが輸入業務です。輸出入に関わる法律、通関、船積みや外国為替といった専門知識をベースに、輸出入取引がスムーズに行われるように迅速で正確な事務処理を行うことでサポートする役割を担うのが貿易事務であり、見積書や請求書の作成、船積書類の作成、受発注や出荷に関わる書類の作成、データ入力、伝票処理などを、具体的なペーパーワークとして挙げることができます。

大企業では、貿易事務の一種として専任の営業アシスタント業務を採用するところもあり、この場合は外出が多い営業担当のサポートとして、オフィスで取引先とのスケジュール管理などの連絡調整がメインの仕事となります。営業アシスタントとしての仕事が認められると、海外の取引先との打ち合わせや交渉のために、営業担当に随行して海外出張に赴くこともあります。

貿易事務に必要な英語力は?

ひと言で貿易事務といっても、勤務する会社の規模や業種によって仕事の内容も大きく異なりますが、貿易事務で取り扱う書類のおよそ80~90%は英語で書かれており、取引先や貿易関連機関との確認などメールや電話でのやりとりを英語で行う場合もあるため、読み書き、会話とも英語力は必要です。
また輸出入に関連した法律、通関や船積み、外国為替など専門的な知識と、書類を正確に作成する緻密性も求められます。専門性の高い輸出入業務において、短時間で正確に英文書類を作成したり海外の取引先とのスムーズなやりとりが行えるレベルとして、実用英語技能検定2級、TOEIC600点以上の英語力は身につけましょう。ビジネス英語に特化した日商ビジネス英語検定であれば、就職前に3級程度取得が目安となります。

貿易事務になるには

商社やメーカーの貿易部門へ就職し、業務経験を積んでゆくのが一般的です

大学の新卒で貿易事務を目指す場合、正社員として商社やメーカーの貿易部門へ就職し、業務経験を積んでゆくのが一般的です。
一方、社会人採用で貿易事務の正社員募集をしている企業は即戦力を求めているため、貿易事務の仕事が未経験の社会人が中途試用で貿易事務の仕事に携わるのは簡単ではありません。
この場合は、
①大手企業やメーカー、通関業者や船会社などで、貿易関連の補助的な業務から経験を積みスキルアップしていく
②貿易実務の中でも、営業のコミュニケーションサポートをする営業アシスタントと貿易に関するデスクワークを切り離している大手企業で、営業アシスタントとして採用される
③まずは派遣社員として仕事を始め、同じ職場で貿易事務の正社員を目指したり、別の会社の正社員のポジションに転職する
のいずれかが有効なアプローチでしょう。

多言語スキルは非常に重宝されます

貿易事務の仕事に就くために必須の資格はありません。業務に求められる英語力を証明するためのテスト・検定の取得に加え、「貿易実務検定試験」、国家資格の「通関士試験」の取得は採用に有利になります。中国やアジア圏とのビジネスの活発化に対応できるよう、英語に加えて中国語をはじめとした多言語スキルがあると非常に重宝されます。
主な業務は書類作成なので、エクセルなど基本的なパソコンスキルは必須です。国内の受発注業務や経理の経験、英語でのコレポン(連絡調整)など、貿易事務に繋がりそうな事務経験をしておくと、採用面接の際にアピールできます。

貿易事務になるためのお役立ちリンク

貿易実務/貿易事務/通関士
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