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青年海外協力隊員 英語を活かせる仕事を紹介

青年海外協力隊員

青年海外協力隊員は世界80カ国に派遣され、基本的に2年間の任期でボランティアとして勤務する職業です。ボランティアなので業務自体に賃金は発生しませんが、月々の生活費や手当がJICAから支給されます。

青年海外協力隊の仕事内容

青年海外協力隊員は、アジア・太平洋・アフリカ・中南米・中東地域の80カ国に派遣され、基本的に2年間の任期期間中、派遣先でボランティアとして勤務する仕事です。
青年海外協力隊は、政府開発援助(ODA)の一環として国際協力機構(JICA)が実施する事業であり、「開発途上国の経済・社会の発展、復興への寄与」「友好親善・相互理解の深化」「国際的視野の涵養とボランティア経験の社会還元」の3つを目的としています。

年2回参加者を募集し、「自身が持つ技術・知識や経験を開発途上国の人々のために役立てたい」という気持ちを持つ20歳~39歳までの日本人を、開発途上国に2年間派遣します。選考は1次・2次試験からなり、1次試験は応募書類に基づいた書類審査(技術、健康、語学)。2次試験は面接。そして場合によっては、技術審査及び健康診断審査も追加で行われます。

日本の持つ高度な技術を人的リソースから途上国に伝えることが、青年海外協力隊の役割とされているので、金銭面やインフラ面だけの支援を行うのではありません。国によって募集職種は異なりますが、コミュニティ開発、教員補助、スポーツ指導員、農業指導員、などは共通して募集されている職種です。
選考に合格して隊員となり、日本国内での研修を終えると、派遣先の国の官公庁に所属する身分で首都から僻地まで広範囲な勤務地に派遣されます。隊員はそれぞれの地域で、現地スタッフと英語または現地語でコミュニケーションをとりながら、業務を進めていくことになります。

青年海外協力隊に必要な英語力は?

青年海外協力隊の応募に際し必要となる語学力は、英語の場合で中学卒業程度(英検3級もしくはTOEIC330点)に設定されています。これはあくまでも合格後の派遣前訓練において、語学力を修得する素地があるかどうかを確認することが目的の基準であり、JICAが作成している語学力目安表においては最も下位の「Dレベル」となります。
英語、フランス語、スペイン語の語学資格は、スコアによってA~Dレベルとして認定され、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、中国語、韓国語、タイ語、インドネシア語の語学資格も、語学Dレベル相当として認定されます。
実際に現地で求められる語学力のレベルは要請国とその種類によって様々であり、Aレベル(TOEIC730点以上)、またはBレベル(TOEIC640点以上)が求められる場合もあります。
実際に派遣された後、活動において使用する言語は現地の日常語なので、英語、フランス語、スワヒリ語など、派遣国や要請によって様々です。活動上使用する言語については、採用時に全くの初心者でも、合格後の派遣前訓練等でしっかりと習得する機会が与えられます。

青年海外協力隊になるには

派遣前研修で、必要な知識・情報を学びます
青年海外協力隊員の応募資格は、満20歳から満39歳の日本国籍保持者です。大学での専門分野、社会人になってからの職務経験が活かせる職種を選べば、採用試験の際には有利になるでしょう。
採用試験合格後は、青年海外協力隊員として派遣される前に派遣前研修を必ず受講しなければなりません。派遣前研修は、JICAからボランティアとして派遣されるにあたって不可欠な知識・情報を学ぶ場として、非常に重要視されています。オリエンテーション、安全対策、交通安全、健康管理、任国事情などから構成され、研修に加え語学や業務の知識を学びますが、訓練内容は容易ではなく、求められるレベルが高いことで知られています。
受け入れ国の都合等により派遣時期が異なりますが、採用試験に合格してから派遣まで通常1ヶ月間ほどかかります。原則として派遣期間は2年間で、任期延長可能なのは1年間(延長については受入先、現地を管轄するJICA事務所、隊員本人の同意が必須)とされています。

開発途上国での生活は、参加者の価値観や人生観を変えることが多く、協力隊員OBは日本の一般サラリーマン社会より国際企業、国際団体などで活躍する例が多いようです。しかし一方では、少子化、若者の国内指向、また先行き不透明な社会への不安から、青年海外協力隊への応募者は年々減少傾向にあります。

「支援」と「手当」が支給されます
海外青年協力隊はボランティアなので、その業務自体に対して賃金は発生しません。しかし「支援」という名目で月々の生活費、医療費、住宅費や手当がJICAから支給されます。
生活費は派遣国によって異なり、ひと月285~755米ドルほどです。この他に、日本の本人口座に月々55,000円が手当として振り込まれます。手当の額面は派遣国に関わらず一律で、生活費と手当を総合してみると年収100万円〜200万円の範囲となります。業務に関わる日本と派遣先の往復交通費も全額支給されます。

青年海外協力隊になるためのお役立ちリンク

青年海外協力隊/海外青年協力隊/JICAボランティア
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