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外交官 英語を活かせる仕事を紹介

外交官

外交官は世界各地に駐在し、日本人旅行者や移住者が安全に暮らせるようサポートし、日本の国益を守るために条約の締結などを行います。

外交官の仕事内容

主に世界各地に点在する日本の大使館や総領事館などに駐在し、条約の締結などの外交交渉を行ったり、駐在国の情報収集や分析をして日本人旅行者や移住者が安全に暮らせるようにサポートするのが外交官の仕事です。そのほかにも、駐在国との友好関係を深めるために、日本の情報を発信したり晩餐会などのイベントを開催することもあります。
紛争や貧困に苦しむ開発途上国では、井戸を掘ったり学校を作るなどODA(政府開発援助)を活用するのも職務のひとつです。
直接的に日本人をサポートすると同時に、駐在国の親日度を高めることで間接的に日本の国益に貢献する、大切な存在が外交官なのです。

外交官には、将来的に大使や外務省本省の幹部職である事務次官として外交政策の中枢を担うことになる「キャリア外交官」、特定地域の言語や文化に精通し、各国との良好な関係を保つ仕事を担当する「外務省専門職員」、本省や在外公館で会計や通信・文書管理、秘書などを担当する「一般職職員」の3種類があります。どの職員であっても数年ごとに外務省と外国の日本大使館での勤務を繰り返し、一生の半分を外国で暮らす人も少なくありません。

外交官に必要な英語力は?

「キャリア外交官」、もしくは「外務省専門職員」を目指すなら、TOEIC900点、実用英語技能検定1級、国連英検特A級を最低レベルと考えるくらい、非常に高い英語スキルが求められます。
また外交官として海外での生活や交渉などの仕事にあたることを考え、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4技能を鍛えるTOEFLも重視されはじめています。TOEFLであればiBT100、PBT600以上のスコアは取得しましょう。
英語に加え、中国語・フランス語・ドイツ語・スペイン語などの第二外国語を修得したトライリンガルも、外交官を目指す人々にはめずらしくありません。

食糧問題や軍事問題など、さまざまな国際問題について取り組むことも職務のひとつであるため、迅速で正確な情報収集能力、外国との話し合いを有利に進める交渉力や問題解決能力を、語学力以外の適性として挙げることができます。

外交官になるには

外交官は国家公務員なので、「キャリア外交官」の場合は「国家公務員総合職試験」、外務省専門職の場合は「外務省専門職員採用試験」、一般職の場合は「国家公務員採用一般職試験」に合格し、さらに第二外国語の習得と国際問題に取り組めるだけの迅速で正確な情報収集能力、交渉力、問題解決能力を備えている必要があります。

キャリア外交官は超難関大学法学部出身者が多い傾向に
「キャリア外交官」の採用人数は毎年30人足らずの狭き門であり、内定者は東大・京大・早慶といった超難関大学の法学部出身者がほとんどであることから、まずは難関大学をめざして勉強しながら最高レベルの英語力を身につける努力が必要です。国際法に則って業務を遂行する必要のある外交官には、法学部が有利に働く面があると言われています。しかし国際関係学部や政治経済学部、外国語学部など、外務省の業務に活かせる知識を学べる学部は幅広くあるので、法学部にこだわらず興味があり得意な分野でエキスパートになることを目指すと良いでしょう。

専門性を武器にできる「外務省専門職員」
外交官のなかでも、とくに高い語学能力を武器に特定の地域の社会や文化、歴史等に通じた専門家として活躍する職種である「外務省専門職員」になるためには、専門の試験に合格しなければなりません。
外務省専門職員採用試験の一次試験は筆記試験がメインで、憲法、国際法、経済学に関する試験や、基礎能力試験、時事論文試験、外国語試験が行われます。
一次試験に合格した人だけが二次試験に進むことができ、個別面接、集団討論、外国語会話試験、身体検査が行われます。
この難関の試験に合格すると外務省専門職員採用候補者名簿に記載され、試験実施の翌年4月に外務事務官として外務省に採用されることになります。
難関であることに変わりはありませんが、外務省専門職は特定地域に関する研究を大学で行った人、マイナー言語を習得している人など各地域のスペシャリストを求める傾向があるため、出身大学に関しては総合職よりもバラエティに富んでいるといえます。

社会人にもチャンスはあります
社会人が外務省で総合職に就きたい場合は、「大学卒業後の職務経歴が2年以上あること」という応募条件を満たしていれば、人事院管轄の「経験者採用試験(係長級(事務))」の共通試験を受けることができます。この共通試験に合格すると外務省独自の採用プロセスに移行することになります。
高卒以上の学歴があり、40歳未満であれば誰でも受験できる一般職採用試験として、「経験者採用試験(係員級)」というものもあります。経験者採用試験は毎年8月から11月にかけて行われ、外務省のポストに募集がある場合は毎年6月頃に外務省の採用ホームページで告知されますが、各省のポストに空きが出た場合にのみ募集がかかるので、経験者採用試験に受かったとしても、その年に外務省の希望ポストに空きがなければ採用されることはありません。 特定の地域や分野、語学に強みがあり、国際交流業務に興味があるならば「外務省経験者採用試験(書記官級)」に応募するとよいでしょう。
外務省経験者採用試験の内容は外国語試験の比重が高く、その内容は外務省での業務を見越した独自の試験です。大学卒業以降の職務経歴が9年以上あることが応募条件に挙げられています。
試験日程は経験者採用試験とほぼ同じで、8月から11月にかけて行われます。ポストに空きが出た場合のみ、6月頃に外務省公式ホームページに募集情報が記載されます。

外交官になるためのお役立ちリンク

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