Interview インタビュー

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JICA職員インタビュー

JICA職員001
独立行政法人国際協力機構(JICA)
尾形美帆さん
Ms Miho Ogata

1991年生まれ。神奈川県出身。10歳の時初めての海外旅行でアメリカに行き、異なる言語と異なる文化で生きる人々の姿に、カルチャーショックを受ける。
その後、語学の勉強が好きになり、中学・高校では6年間英語ミュージカル部に所属。高校卒業後は、慶應義塾大学法学部へ進学。卒業後、独立行政法人国際協力機構へ入構。
趣味は旅行・語学・着付け。現在は韓国語を勉強中。

現在の仕事内容を教えてください

現在は、総務部金融リスク管理課に所属し、金融の観点から、組織全体が業務の過程でさらされている、様々な金融リスクの識別の測定やモニタリングをしています。また、国際機関との意見交換を通じ、金融リスク管理の業務の質の改善にも取り組んでいます。

JICA職員を目指そうと思ったきっかけを教えてください

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学生時代、フィリピンを襲った巨大台風の被災地での復興支援ボランティアの立ち上げに参加しました。その際、有志で活動に参加したJICA職員をみて、熱い思いと圧倒的なリーダーシップで途上国開発の現場をリードする様子に憧れを持ったことが、JICA職員を目指すようになったきっかけです。
JICAは入構後に様々な国で幅広い分野の事業に従事できるチャンスがあるので、今後の自分の可能性を広げる絶好の環境だと考えました。

JICA職員になるまでの進路、職歴を教えてください

2010年に慶應義塾大学法学部政治学科へ入学後、台湾、韓国、デンマーク、アメリカ、メキシコ等、複数の国の短期留学プログラムに参加しました。日本国内の社会的・経済的弱者の社会参加について興味があったので、専攻は政治学と国際社会学を選びました。大学卒業後、初めての就職先がJICAです。

入構してからのキャリアを教えてください

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入構後2年間は、フィリピンに対する金融・防災分野の支援を担当し、国際機関との協調融資案件や新規調査の立ち上げ、また政策会合の開催等を行いました。2年目の時に先輩職員のサポートを得つつ立ち上げた調査は、革新的な若手職員による取り組みとして、JICA理事長賞を受賞しています。途中3か月間フィリピン事務所に赴任し、首都マニラや巨大台風の被災地に滞在し、防災事業の立ち上げや実施に従事しました。
2016年7月からは、金融リスク管理課にて、市場リスク等の金融リスクや財務健全性の管理を担当しています。

JICA職員の仕事に必要な英語力を教えてください

クライアントである相手政府や国際援助機関と議論し交渉をする共通言語は、原則として英語です。相手の意見を理解し、それに対して自分の考えを論理的に分かり易く説明できるレベルの英語力が必要です。具体的には、ビジネスシーンにふさわしい言葉遣い、明確かつ簡潔に話す力が求められると思います。
また、英語での文書作成や関連文書を英語で理解する力も必要です。

その英語力はどのように習得し、維持しているかを教えてください

日々勉強。地味ですが、それだけです。日々の業務の中で、日本語でも知らないような新しい概念や用語が多く出てくるため、その度に一つ一つ勉強し習得するよう努めています。

JICA職員の仕事に、英語力以外に大切な能力、資格、適性はありますか

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プロジェクトを動かすために、国内外の多くの関係者をまとめる力、巻き込む力が必要です。同じ仕事はひとつとしてないので、日々柔軟に状況を捉え、応用問題に対して答えを見つけようと試みる粘り強さも必要です。
逆に言えば、好奇心と探究心を持っている人ならば、自分を成長させることができるのも間違いないでしょう。

JICA職員の仕事のやりがいと、苦労する点を教えてください

ひとつひとつの取り組みが、相手国の人々の生活向上に繋がっていると実感できる瞬間に出くわすとき、大きなやりがいを感じます。相手国への支援を通じ、今まで知らなかった日本の叡智についても知ることができたり、日本の強みの活かし方を考える瞬間も面白いですね。
様々な国や国際機関を相手に仕事をするので、異なる文化や価値観に触れることができるのも、この仕事の大きな魅力です。
苦労する点を挙げるならば、若手であっても大きな仕事を任される分、自分で何でもやらなければならないことです。ただ、これは逆に言えば、若手でもチャンスがたくさんあり、意見を発していくことが求められる環境だということに他ならないので、大変だけれどありがたいと思っています。現在の部署では金融リテラシーは必須なので、研修等を利用しながら金融知識を吸収することに励んでいます。

今後の目標を教えてください

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仕事では、金融の勉強をしっかりとして、金融リテラシーを身に付けることです。
プライベートでは、現在勉強中の韓国語をマスターして、日本語・英語・中国語に次ぐ4つ目の習得言語にするのが目標です。

JICA職員を目指している人へ、メッセージを下さい

JICAの中には無限大の可能性があります。英語以外の言語(フランス語、スペイン語等)を使いこなす職員も多く、様々な強みを持つ人が集まっています。皆さんのさらなる挑戦を応援しています!

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