Interview インタビュー

facebook twitter Line

ゲームプログラマーインタビュー

ゲームプログラマー001
ゲームプログラマー
向井祐一郎さん
Mr Yuichiro Mukai

1989年生まれ。和歌山大学在学中からプログラミングをはじめ、学生時代にベンチャー企業の創業メンバーとしてシステム開発・運用に携わる。

和歌山大学大学院卒業後、2015年に株式会社サイバーエージェントに新卒入社。アプリボット配属となり、1年目はサーバサイドエンジニアリーダーとして、2年目よりUnityクライアントエンジニアとして新規サービスの開発に携わる。

現在の仕事内容を教えてください

新規スマートフォンサービスでUnityのクライアントエンジニアを担当しています。開発だけでなく企画に関わるときもあります。

ゲームプログラマーを目指そうと思ったきっかけを教えてください

もともとゲームプログラマーをやってみたいと思っていました。ゲームのプログラミングはプログラミングの中でも開発難易度が高いと思っていたので、機会や環境があれば挑戦したいと思っていました。サイバーエージェントは多くのゲームをリリースしていたので、いいきっかけだと思い、ゲーム部門に配属を決意しました。

ゲームプログラマーになるまでの進路、職歴を教えてください

大学、大学院では画像認識の研究をしていました。ウェブプログラミングは、大学時代にアルバイトとベンチャー企業の立ち上げでやっていました。

ベンチャー企業は、プログラミングコンテストサイトの企画、開発、運営と、ソフトウエアエンジニアの採用支援・能力判定が主な事業内容でした。元々、個人でプログラミングコンテストシステムの開発・貸出を行っていたので、代表から声をかけてもらい、創業メンバーとして参加しました。

大学院を卒業してからサイバーエージェントに新卒採用で入社し、現在はグループ会社のアプリボットでプログラマーとしてゲーム開発に携わっています。

ゲームプログラマーという仕事には英語力が必要ですか?

ゲームプログラマー002

仕事をするために使っているツールはほとんどが海外で作られているので、ツールのドキュメントは英語で書かれていることが多いです。また技術書も英語で書かれた書籍が圧倒的に多いのですが、翻訳版の発売は遅いというのが現実です。いち早く情報を仕入れるために、自分も含め英語を勉強しているゲームプログラマーはたくさんいると思います。

プログラム開発中に分からないことを調べるときも、海外のサイトや公式ドキュメントを調べることが多いのですが、大抵は英語で書かれています。そこでわからないと止まってしまったら新しいことは学べないので、好き嫌いせずに英語を読んで実践する、というパターンを繰り返しながら、必要な英語を学んでいます。ほぼ毎日英語を読んでいますね。

ゲーム開発も、たくさんの人をまとめるディレクターというポジションで、インターナショナルなチームで何かを創り上げるという場合であれば、コミュニケーションのツールとして英会話の勉強も必要になるのだとは思います。そういう状況でなければ必要なのは、語彙力や読解力の方です。良い技術書の多くが原著が英語で書かれているので、英語が分かると何かと有利だと思います。

ゲームプログラマーの仕事をするうえで、大切な能力、資格、適性はありますか?

プログラミングに関していうと、プログラミングが好きで興味をもってできるということが大切です。資格を持っているかいないかは特に重要ではなく、興味があるかどうかが適性の指標だと思います。プログラミングは、興味がある人が貪欲にやっていくことでどんどんスキルが上がり、ライバルと差がつくと思います。

ゲームプログラマーとしては、企画力というかアイデアを持っていると強いです。弊社では、ゲームを作るときはゲームプログラマーもプログラミングだけでなくアイデアを出す場合もあります。ゲームや作っているサービスそのものにも興味を持ったほうがよりいいと思います。

ゲームプログラマーの仕事のやりがいを教えてください

Unityクライアントエンジニアをしているので、コードを書いて実装するとすぐ動く、実際に動いている姿がみられることがやりがいにつながっています。

入社以来、スキルが高い人、ベテランの先輩たちと一緒に仕事をして、開発できる幅が広がることにもやりがいを感じます。

ゲームプログラマーの仕事で苦労する点を教えてください

ゲームプログラマー003

幅広い分野の知識を求められることですね。特に私の場合は学生から新卒でサイバーエージェントに入社したので、ゲーム開発については未経験でした。さらに、もともとはサーバサイドエンジニアだったので、使っている技術が違うため、学ばなくてはいけない知識がたくさんありました。

Unityクライアントエンジニアに転向したので、何年もの経験がある人たちに追いつくための距離というか、範囲が広いのは苦労する点だと思います。知識欲は高いほうだと思うので、チャレンジを克服して追いついていくのは楽しいです。

今後の目標を教えてください

Unityクライアントエンジニアになって1年ほどなので、まずは今関わっているタイトルをリリースするまでにひと通りの流れを経験し、自分だけでゲームが作れるだけの知識と実力をつけることを目指しています。

もちろん実際はチームで創り上げてゆくものですが、別の人が作業していることでもそれを自分がしっかり理解していることで、よりギャップや抜けのないチームワークを作り出せると思うんです。プログラマーとして、サーバサイドもクライアントサイドもみれて、一気通貫で開発できるプログラマーを目指していきたいです。

あとは現在新規サービスを開発中なので、よりたくさんの人に自分の作ったゲームで遊んで欲しいです。

ゲームプログラマーを目指している人へのメッセージをお願いします

ゲームプログラマーは「好き」という気持ちと「突き詰める」気持ちがあれば、なれる職業だと思います。

私自身、中学生の頃にブラウザゲームやMMORPGにかなりはまっていました。その頃からいつか自分でもゲームを作りたいなと思っていたので、大学に入ってからプログラミングを始めました。今では、プログラマーは天職だと思っています。

もともと好きという気持ちでだけではじめたという経験から言えるのは、いつ始めても遅すぎることはないということです。また、プログラミングは要点をつかめば難しいものではないので、小中学生から始めることも可能です。レゴで遊ぶ代わりにプログラミング、というのも興味さえあればあり得る話です。興味のある人はぜひ挑戦してみてください。

facebook twitter Line